地域アートに必要なものはなにか。横浜アートサイトシンポジウム
今年度の審査に通って助成を受けた6団体(さかえdeつながるアート実行委員会、GROUP創造と森の声、金沢文庫芸術祭実行委員会、AOBA+ART2009実行委員会、都筑アートプロジェクト実行委員会、大岡川アートプロジェクト実行委員会)の代表がそれぞれの活動報告を行い、橋本誠氏(アートプロデューサー)のファシリテート、特別コメンテーターに山野真悟氏(NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター事務局長)を迎えディスカッションが行われた。
各団体からは、資金面と人材面の不足がありながらも、何とか続けることができている、続けるごとに地域住民とのつながりが深くなっている、という前向きな報告があった。
始めたきっかけも、住民自ら始めたもの、アーティストからの持込企画、財団からの呼びかけとそれぞれ違えど、運営は地域で準備に時間が割ける人(アーティストも含め)が担っている。
どの団体も写真を多く使った報告で、模索しながらも楽しく絆を深める様子が伝わってきた。
これに対しファシリテーターやコメンテーターから、ねぎらいとともに、厳しい意見や改善点の指摘もあった。
詳細は以下のTwitterでの中継を読んで頂きたいが、地域密着型のアートイベントへの評価やアドバイスについては疑問が残る。
横浜アートサイトは公募型なので、市内各地のプロジェクトは審査される側ではある。しかし、地域密着型のアートプロジェクトに対して「こうあるべきだ」という指摘はいかがなものか。
もちろん、広報面の強化など、活動をわかりやすく発信することや、各地のアートプロジェクトが抱える悩みを解決するためのアドバイスはとても有効だ。しかし、この2つの発言が気にかかってしまった。
16:05 山野「金沢文庫芸術祭。一番長く続けられている、ほぼ完成されたイベント。アーティストをもっと増やしてはどうだろう。」
アートプロジェクトには各地の特色がある。また、地域の誰もが参加でき、誰でもアーティストになれる可能性もある。金沢文庫芸術祭の魅力は、先住民族の精神や、子どもを中心に参加者すべてがアーティストとなり楽しむところにあるのではないだろうか。
16:01 山野「さかえdeつながるアート。審査の時、北川純さんにすがってと言ったが、そのようにされているようです。北川純さんというアーティストの成長にかかっている。」
アーティストの実力も大切だが、地域住民の協力あって成り立つプロジェクトに対して、アーティストの力だけをとりあげるのは活動を支えている住民の気持ちを考えると、少し残念なコメントである。
2つの発言はいずれも山野真悟氏のものだが、AOBA+ART以外は足を運べなかったという山野氏、ぜひ今年は各アートプロジェクトに足を運び、それぞれの醍醐味を味わってほしい。
市内各地で今年も開催されるアートプロジェクトに、今年も注目したい。
なお、今回同時開催のYCC1階での展示は18日まで開催中。写真はシンポジウムと展示の様子。
↓さかえdeつながるアート実行委員会 大塚宏氏
↓GROUP創造と森の声 石山克幸氏、猪野良子氏


↓金沢文庫芸術祭実行委員会 浅葉弾氏、井上えつこ氏
↓AOBA+ART2009実行委員会 本間純氏
↓都筑アートプロジェクト2009実行委員会 菊池由紀子氏、萱島雄太氏
↓大岡川アートプロジェクト実行委員会 中村敬氏、門馬康二氏
Twitter中継ログ「横浜アートサイト2009シンポジウム」
- 14:19 横浜アートサイト2009シンポジウム開催中。最初は6団体の活動報告。シンポジウム詳細はhttp://portside-yokohama.jp/headlines/201001artsight.html
- 14:22 参加団体は、さかえdeつながるアート実行委員会、GROUP創造と森の声、金沢文庫芸術祭実行委員会、AOBA+ART2009実行委員会、都筑アートプロジェクト実行委員会、大岡川アートプロジェクト実行委員会
- 14:24 15:30~の横浜アートサイト2009全団体のディスカッションを中継します。 それまではぼちぼちつぶやきますhttp://portside-yokohama.jp/headlines/201001artsight.html
- 14:26 横浜アートサイト2009シンポ 会場は60~70名ほどで席は8割がた埋まっていますね
- 14:28 さかえdeつながるアート実行委員会大塚さんの報告が終わり、GROUP創造と森の声の石山さんの報告
- 14:35 GROUP創造と森の声 猪野良子さん 「Y150ヒルサイドでワークショップ開催、3週間毎日のアートツアーで動員増。 」
- 14:36 GROUP創造と森の石山「 4月~10月、800人のボランティアに支えられ行った」
- 14:38 金沢文庫芸術祭実行委員会 浅葉弾さん、井上えつこさんの活動報告。黄色いスタッフTシャツで登場。「シルクスクリーンで手作りのTシャツです。こうやってモチベーションを上げてきました」
- 14:39 金沢文庫芸術祭実行委員会 浅葉「もともとは地元のおじいちゃんおばあちゃんから、なにか面白いことを→じゃあアート祭をということで始まった 」
- 14:43 金沢文庫芸術祭浅葉 「1DAYイベントで一番力を入れているのは先住民族広場。アイヌにも来てもらった。儀式の最中、とんびが上空にいっぱい集まってきて神秘を感じた。アマゾンのボディペインティングワークショップ、アフリカンダンス、エイサー、フラダンスなどのステージも 」
- 14:45 金沢文庫芸術祭浅葉 「今年はエコチームを作った。一番自慢したいのはサンセットパレード。子どもが我を忘れて走り回る。 」
- 14:47 金沢文庫芸術祭実井上 「テーマはこどもの未来は地球の未来。小学校にも協力いただいた。 」
- 14:49 金沢文庫芸術祭実井上「2ヶ月間の街角アートラリーも今年は盛り上がった。出展者同士の交流やパーティーを開催し、孤独だった出展者の悩み解決」
- 14:51 金沢文庫芸術祭実行委員会 「助成金研修での気持ちよく寄付をいただく、というのが役立ち感謝している。今年は9月19日~11月24日。GROUP創造と森の声とのコラボも決定している 」
- 14:54 AOBA+ART2009実行委員会本間純さん 「今年で2回目、地元美しが丘の住民が実行委員会に増えたことで地域に根付いてきたように思う 」
- 14:58 AOBA+ART2009本間 「空き家をインフォメーションセンターに、子どもたちとのポスターづくりワークショップ、マダム会によるカフェ、現代アートレクチャー、中学校のブラスバンド、動物図鑑作り、Willcom協賛でケータイマナーワークショップなど行った」 」
- 15:03 AOBA+ART2009実行委員会 「住宅街のアートで今年は初めて、住民の家の中に入れた(家の中で展示ができた)。住民の不用品とそれにまつわるストーリーを集め、年代順にガレージに展示。リサイクリングショップ と名づけ貸し自転車も」
- 15:06 AOBA+ARTウェブサイト http://ameblo.jp/aobaart
- 15:08 AOBA+ART本間 「2回目でやっと住民の声が聞こえてきた。老人が多いので老人とつながるもの。夜道が暗いからアートでなんとかならないか。今年は更にパワーアップしてやりたい 」
- 15:10 都筑アートプロジェクト実行委員会菊池由紀子さんと萱島雄太さんの報告。今年は横浜市歴史博物館と遺跡公園と3つの団体で行った
- 15:11 都筑アートプロジェクト実行委員会 「6月にプレイベントで花遊びを、10月にお月見ライブ 」
- 15:16 都筑アートプロジェクト菊池 「遺跡公園内外に25組のアート展示。初めて竪穴式住居を会場に展示も。住居内に土を盛ってから堀り、ガラス作品を埋め中からLEDで照らしたりも。ワークショップは中川小学校でも。会期中はガラス、陶芸などのワークショップ 」
- 15:20 都筑アートプロジェクト菊池 「実行委員は30人、地元のボランティアも精力的だった。歴史博物館のボランティアの協力もあった。 」
- 15:21 都筑アートプロジェクト菊池 「アートサイト内の交流はあまりできなかったが、金沢文庫芸術祭にはみんなで遊びに行った。」
- 15:23 都筑アートプロジェクト菊池 「課題は、資金と人員不足。また竪穴式住居に現代アートが突然出現し、遺跡公園ファンには叱責いただいた。 配慮必要と思った」
- 15:23 大岡川アートプロジェクト中村敬さん門間康二さんの報告
- 15:25 大岡川アートプロジェクト中村 「吉野長市民プラザの活動から生まれ今年で2回目。今年はアーティストとしての活動よりも実行委員会をどう作り上げるかの葛藤があった 」
- 15:26 大岡川アートプロジェクト中村 「蒔田公園周辺で展示。今年は黄金町バザールで活動しているアーティストの作品も展示 」
- 15:29 大岡川アートプロジェクト中村 「桜まつりの桜並木ライトアップに使う大きな照明を区から借りて首都高の橋桁ライトアップ。これは南区ならでは 」
- 15:31 大岡川アートプロジェクト中村 「行灯は越後妻有の和紙工房の和紙を使用。行灯作りワークショップも行った。」
- 15:36 大岡川アートプロジェクト中村 「越後妻有の集落からも人が訪れ交流できた。 」
- 15:38 大岡川アートプロジェクト中村 「子どもたちのペットボトル手作りキャンドルホルダーが美しい。風よけを作ることを考えず、着火に一苦労。」
- 15:41 大岡川アートプロジェクト中村 「町内会の人たちが自ら動き出すのはなぜか。会場の蒔田公園は南区まつりでもともと町内会の動きがある場だった。 寒い夜の3時間のイベントに2000人。 」
- 15:42 大岡川アートプロジェクト門馬(タウンニュース社) 「昨年は広報に失敗。今年はタウンニュースで精力的に取り上げた。今後もバックアップしていきたい 」
- 15:45 大岡川アートプロジェクト中村 「終わって1週間。運営が大変だった。アーティストとしての仕事と違い、葛藤があり、まだ気持ちの町内会が結束せざるを得ない状況になった。新年会ではみんなに喜んでもらえたことがうれしく、今年も運営をやろうと思っている 」
- 15:46 休憩をはさんで、16時頃からシンポジウムです。横浜アートサイト2009シンポジウム。http://portside-yokohama.jp/headlines/201001artsight.html
- 15:54 後半スタート。特別コメンテーター山野真悟さん、ファシリテーター橋本誠さん、アートサイト6団体の代表が出演。
- 15:55 橋本誠 「 審査にはかかわっていないが、6箇所すべてに足を運んだ。地域プロジェクトは1日2日ではわからないと思うので、多少の誤解等はご了承ください。印象と今日のプレゼンを受けて、山野さんにもコメントいただく。」
- 15:56 橋本誠 「新規のプロジェクトの方に、継続的にしてきたプロジェクトの方から継続のコツなども聞きたい 」
- 15:58 橋本「さかえdeつながるアート。地域からは親しみやすい。外からの集客の点では、いつ行けばいいのかわからないような気がしますが、山野さんは?」
- 16:01 山野「実際にはAOBAしか行けませんでした。なので黄金町と比較する形で今日のプレゼンから思うことを。審査の時、北川じゅんさんにすがってとにかくと言ったが、そのようにされているようです。北川さんというアーティストの成長にかかっている。いつ行けばいいのか、は後で議論しましょう。」
- 16:02 橋本誠 「GROUP創造と森の声。気持ちのよい場所で長く続けられている。今年はY150からの集客もよかった。広報が少し足りないのでは 」
- 16:03 山野「GROUP創造と森の声。しっかり運営されている。海外からの優秀なアーティストを選ばれている。続けてほしい。」
- 16:04 橋本誠 「 金沢文庫芸術祭。今年初めて行きました。1DAYが活気あり、ワークショップも多く非常に楽しめる。街中でも盛り上がっているようだが、会期のずれと客層の偏りが気になる。改善すればもっといけるだろう」
- 16:05 山野「金沢文庫芸術祭。一番長く続けられている、ほぼ完成されたイベント。アーティストをもっと増やしてはどうだろう。」
- 16:08 橋本誠 「 AOBA+ART。今回2回目で住人がさらに参加し、継続しているプロジェクトもあり、アーティストの数は多くないが、イノベーションの工夫や、バランスがとれて楽しめると思った。門の前にある作品はフォーマットが重なっている。作家の個性を生かしたキュレーションも考えてはどうか」
- 16:09 山野「AOBA+ART。実行委員会型、アーティスト主導型の2パターンあるが、AOBA+ARTはアーティスト本間さんによるもの。今後は同じような関係の繰り返しにならないような工夫が必要。細かく気を使っていることは把握できる内容でした。」
- 16:11 橋本誠 「都筑アートプロジェクト。遺跡など特殊な場所。歴史とどう接するのかは難しい。AOBAのレクチャーを取り入れるのは良い。まだ始まったばかりなので今後に期待。地域との関係性をもっと作れるのでは 」
- 16:12 山野真悟 「 都筑アートプロジェクト。特異だが、可能性のある場所だと思う。この落差があるからこそ、広がるのでは」
- 16:15 橋本誠 「大岡川アートプロジェクト。2年目にしてすばらしい流れ。8時頃行ったらキャンドルやライトアップが消えていた。消える時間帯のアナウンスがないとがっかりさせる。 もっと光る作品が多いといい。運営の体制が整えば改善すると思う」
- 16:17 山野真悟 「私の名前が入っているので、身内意識がある。範囲がとても広いので大変だろう。写真で拝見した限りではなんとかなっているようで良かった。地形が変わっているし、わざわざ12月の夜にやる、やりがいのあるイベントなので続けてほしい。協力できることあれば言って下さい 」
- 16:17 橋本誠 「限られた時間ではありましたが簡単にコメントしました。 」
- 16:18 橋本誠 「各団体の運営の悩みや、継続のコツ等、伺っていきます 」
- 16:19 橋本誠 「さかえdeつながるアートさん、どんな方が実行委員で、客層はどういった人か 」
- 16:22 さかえdeつながるアート大塚 「森の家についてコメントされたが、短時間に来て見るという方のことは考えず、ぜいたくに過ごす場をつくろうとしました。北川さんの作品や人となりは触媒の役割。2年目継続するか3ヶ月悩んだ。だが風穴を開けやることにした、福祉関係の関わりは宝と思った 」
- 16:24 さかえdeつながるアート大塚 「回答ですが、財団から市役所に声がかかり、役所から私たちに声、声をかけられた8割の人が動いた。1年目でやめる可能性もある中で続け、きっかけを作るところまではできていると思う 」
- 16:25 橋本誠 「金沢文庫芸術祭。どう運営されてきたのか 」
- 16:26 金沢文庫芸術祭浅葉 「今年で11年。運営と創造を同時にやってきた。市民活動はそれでないとできない。毎年、今年はなにやる?なにやる?と話し合っている。 」
- 16:27 GROUP創造と森の声石山 「最初は森の中でやる、ということだけで、地域のことは考えてなかった。人と関わることで地域を実感した。森を守る市民との対立もあったが今はうまくやっている 」
- 16:29 金沢文庫芸術祭浅葉弾 「継続のコツは、楽しむことを前提に。遊びは本気でやろうという意識。スタッフのモチベーションが大切。励ましあってやってきたからか。ほかのアートサイトの方が地域とのつながりがあってうらやましい 」
- 16:31 AOBA+ART本間 「1回目はアーティストとして、2回目は組織運営をした。住民に実行委員会に入ってもらい、ちゃんとやろうとしたが、自分は作家。どうすればいいかわからなかった。住民の声がやっと出てきたので、それを良く聞き、地元企業や商店ともコミュニケーションをもちたい 」
- 16:35 都筑アートプロジェクト菊池 「必死でした。組織を作ることがはじめてで、3年。アーティスト6名による、今回は初の外でのアート展。個人協賛制度やグッズを作りたかったが、まず組織だった」
- 16:37 大岡川アートプロジェクト中村 「運営方法を考えると、きっかけは吉野町市民プラザという財団側の箱と僕との関係。実行委員会10数人でこれだけできた。最初は市民プラザ職員のマネージメント力があった。一般市民にそれは難しく、今年は悩んだ 」
- 16:40 大岡川アートプロジェクト中村 「プロのマネージメントは市民にはできない、僕はアーティストで比較的自由な立場だから、やらなきゃいけないな、と思った。アーティストの考え方や仕事の進め方をどう伝えるか、マネージメントを市民にどう移行するか、まだまだ難しい。この声を地元市民に伝えないとね
- 16:43 横浜市芸術文化財団菅原幸子「アートサイトのテーマは交流と連携。今年やっと自主的にアートサイトの団体が動き出した気がする。
- 16:44 横浜市芸術文化財団菅原幸子「これまで各団体と着かず離れずという関係をとってきたが、私自身にとって3つ成果があった。1、人脈作り(幼稚園が送迎バスを出してくれた例)2、現場の課題がわかり支援の参考になった3、自分の住む地域について考え出した。
- 16:45 山野真悟 「30年前にこの仕事を始めた。それまで売れないアーティスト。忙しくアーティストをやっている暇がなくなりアーティストをやめた。 」
- 16:48 山野真悟 「いくつかの問題を。1、お金。2、地域との関係。地域の人によるものでも地域との関係は繰り返し出てくる。3、地形、地域の特性。外部からの集客の視点があるかどうか。4、組織。これは組織の顔がいるかどうかが大きい。組織の特性はどこも最初は素人。お金に苦労してもやめないでね 」
- 16:50 山野真悟 「最後にアートの質。質を落とすと集客はあがるが、なるべく下げないで。おまけでもうひとつ、連携。どうやって一緒に連携するか。広報も連携でもっと上手くできる。その見え方。横浜は無駄打ちが多い気がする。この会場内外たくさんの人との連携がやはり大切だと思います 」
- 16:50 橋本誠 「質疑応答、感想など 」
- 16:51 都筑の広報やっています。作品の管理法を教えてください。巡回など苦労しました
- 16:52 GROUP創造と森の声石山 「森なのでそのまま。受付を通ったらご案内しますが、森に勝手に入ってきてどうこうする人はいなかった。最後は壊しますし 」
- 16:54 AOBA+ART本間 「住宅街なので、地元の警備班あおばとや、犬の散歩などでも見回ってもらった。作品のある場所の案内を徹底した。 」
- 16:55 大岡川アートプロジェクト中村 「治安よくないので、作家には覚悟を決めて、やられたら仕方ないというつもりでやった。10個余分に行灯をつくり、壊されたら笑顔で置き換えたりした。それも仕事。あと町内会の警備も利用して回ってもらった。接点のなかった町内会もつながった。でも壊された 」
- 16:57 大岡川アートプロジェクト中村 「でも周知されたのか、神社も含め神がかった雰囲気になってきたのか、2回目はそんなにこわされなかった。1年目はもうボッコボコにやられましたね 」
- 16:57 会場「会期が重なっていて、交流できなかった。」
- 17:00 会場「GROUP創造と森の声の広報スタッフです。2週間ほど毎年外国から作家を呼ぶが、もったいないなと思う。違う環境で制作する、町を見せるとか。会期が重なるなら、1人の作家の作品をたくさんの場所で展開できるのでは」
- 17:00 橋本誠 「提案大会になってきました。いいですね 」
- 17:01 GROUP創造と森の声石山 「横浜の地下鉄はつながっています。地下鉄の車両の外側や車両内でアート展示や広報できませんかね。 」
- 17:02 山野真悟 「地下鉄、できるんじゃないですかね。あと、うちの黄金町でよければアーティスト募集しているので営業に来てください。利用してください。ぜひ一緒にがんばっていきましょう 」
- 17:03 橋本誠 「勉強させていただきました。個人的には寿町でやっています。ぜひうちの情報もチェックしてください。東京文化新プロジェクトというのもやっています。今後も情報交換したいと思います 」
- 17:04 シンポジウム終了です。







[...] 2010年1月16日、YCCにて横浜アートサイト2009を振り返るシンポジウムが開催された。 今年度の審査に通って助成を受けた6団体(さかえdeつながるアート実行委員会、GROUP創造と森の声、金沢文庫芸術祭実行委員会、AOBA+ART2009実行委員会、都筑アートプロジェクト実行委員会、大岡川アートプロジェクト実行委員会)の代表がそれぞれの活動報告を行い、橋本誠氏(アートプロデューサー)のファシリテート、特別コメンテーターに山野真悟氏(NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター事務局長)を迎えディスカッションが行われた。 各団体からは、資金面と人材面の不足がありながらも、何とか続けることができている、続けるごとに地域住民とのつながりが深くなっている、という前向きな報告があった。 始めたきっかけも、住民自ら始めたもの、アーティストからの持込企画、財団からの呼びかけとそれぞれ違えど、運営は地域で準備に時間が割ける人(アーティストも含め)が担っている。 どの団体も写真を多く使った報告で、模索しながらも楽しく絆を深める様子が伝わってきた。 これに対しファシリテーターやコメンテーターから、ねぎらいとともに、厳しい意見や改善点の指摘もあった。 詳細はこちらのリンク先にあるポートサイドステーション(@PSS_yokohama)が行ったTwitterでの中継を読んで頂きたいが、地域密着型のアートイベントへの評価やアドバイスについては疑問が残る。 横浜アートサイトは公募型なので、市内各地のプロジェクトは審査される側ではある。しかし、地域密着型のアートプロジェクトに対して「こうあるべきだ」という指摘はいかがなものか。 もちろん、広報面の強化など、活動をわかりやすく発信することや、各地のアートプロジェクトが抱える悩みを解決するためのアドバイスはとても有効だ。しかし、この2つの発言が気にかかってしまった。 16:05 山野「金沢文庫芸術祭。一番長く続けられている、ほぼ完成されたイベント。アーティストをもっと増やしてはどうだろう。」 アートプロジェクトには各地の特色がある。また、地域の誰もが参加でき、誰でもアーティストになれる可能性もある。金沢文庫芸術祭の魅力は、先住民族の精神や、子どもを中心に参加者すべてがアーティストとなり楽しむところにあるのではないだろうか。 16:01 山野「さかえdeつながるアート。審査の時、北川純さんにすがってと言ったが、そのようにされているようです。北川純さんというアーティストの成長にかかっている。」 アーティストの実力も大切だが、地域住民の協力あって成り立つプロジェクトに対して、アーティストの力だけをとりあげるのは活動を支えている住民の気持ちを考えると、少し残念なコメントである。 2つの発言はいずれも山野真悟氏のものだが、AOBA+ART以外は足を運べなかったという山野氏、ぜひ今年は各アートプロジェクトに足を運び、それぞれの醍醐味を味わってほしい。 市内各地で今年も開催されるアートプロジェクトに、今年も注目したい。 [...]